papermoon ペーパームーン 「ペーパームーン」は、日本を代表するデザイナー内田繁(うちだ しげる)氏と国内有数の提灯メーカーである岐阜の株式会社浅野商店が、共同開発した新しい照明器具である。
岐阜提灯(経済産業省認定伝統工芸品)は、江戸時代にさかのぼる長い伝統があり、今日もその技術は受け継がれ、育まれている。
そうした伝統工芸を活かし、日本独自の明かりの文化をいまに伝えるpapermoonは、和紙のぬくもりや軽やかさ、たたむ簡便さなど提灯ならではのすぐれた機構と簡潔さを持ち合わせ、今日の生活シーンに溶け込んだデザインとなっている。
柔らかな光をもたらす和紙の間接照明は、癒し空間を演出しリラックス効果を高める。
和紙は光を通すと温かなやさしい明かりになり、その陰影の美しさも見逃せない。
サイズ・素材 サイズ : 径12.5cm x 高さ40cm シェード材質 : 楮和紙 使用電球 : ミニ球25W(F)E17designer:Shigeru Uchida(内田 繁) 1943年横浜生まれ。
1966年桑沢デザイン研究所卒業。
1970年内田デザイン事務所設立。
1981年(株)スタジオ80設立。
毎日デザイン賞、ベスト・ストア・オブ・ジ・イヤー特別賞、商環境デザイン賞、第一回桑沢賞、芸術選奨文部大臣賞など多数受賞。
海外からの講演・展覧会等にも招聘され、日本を代表するデザイナーとして商・住空間のデザインにとどまらず、家具、工業デザインから地域開発に至る幅広い活動やアートディレクションなど国内外で展開。
代表作に六本木WAVE、山本耀司のブティック一連、科学万博つくば'85政府館、京都ホテルのロビー、福岡のホテルイル・パラッツォ、神戸ファッション美術館、茶室「受庵・想庵・行庵」、門司港ホテル他。
メトロポリタン美術館、サンフランシスコ近代美術館、モントリオール装飾美術館、デンヴァー美術館等に永久コレクション多数。
著書に「プライバシーの境界線」「日本のインテリア全四巻」「Interior Design Uchida, Mitsuhashi, Nishioka & Studio 80 Vol. II」「都市を触発する建築ホテル イル・パラッツォ」「門司港ホテル アルド・ロッシ 内田繁」など。